Privacy policy Site policy Sitemap
会社案内 彫刻包丁 包丁の話 メンテナンス ショッピング お問い合わせ

« おおさか逸品広場 | メイン | 刃物供祭 »

最古の鉄剣

包丁の歴史コーナーに書いてますように、包丁に最も適した材料である鉄を、人類は3000年前に、鉄鉱石から取り出す技術を身につけました。

しかしその技術を身に付ける以前から ごくわずかですが、鉄そのものが地表に存在し それを私たちの祖先は大事な貴重品として利用していました。
その鉄とは一体どこからやってきたのでしょう?

鉄は隕石として 宇宙からやってきたといわれています。
宇宙から地球に降る隕石は空気との摩擦によって 殆どが地表に達する前に燃え尽きてしまします。
ですがごくたまに地表に到達するものがあります。
それには純度の高い鉄が含まれています。
本来地球に存在する鉄は酸素と結合して自然に錆びた状態です。
宇宙からやってくる鉄は 猛烈な摩擦熱が酸化鉄から酸素を奪い(還元)錆びていない状態でやってきます。自然の溶鉱炉です。

昨年の9月に福岡市で開かれた日本分析化学会において 東京理科大と中近東文化センターなどの共同研究の結果 トルコで発掘された約4300年前の最古の鉄剣は鉄隕石を原料としてつくられた可能性が高いと発表されました。 

鉄剣はトルコのアンカラ郊外の王墓で70年前に発見されました。
その鉄剣が隕石から作られたという根拠となったのは ニッケルの含有度です。
地球の鉄にはニッケルが殆ど含まれないが、隕石には通常約5パーセント以上のニッケルが含まれています。そしてX線で成分分析の結果、この鉄剣には7パーセントのニッケルが含まれていることが判明しています。
稀にしか存在しない地表の隕石であるため、古代では王や権力者しか鉄製品を用いることができなかったのです。
分析した東京理科大の中井泉教授(分析化学)は、「鉄隕石を切り出し、打ち延ばして作ったのではないか。鉄は当時、金よりも貴重だった。人類と鉄の関係を考える上で非常に意義深い」と話されました。

 鉄を人類が作り出せるようになってから、人口が増大し文明が飛躍的に発展しました。
 鉄が人類史に大きな影響を与え続けていることは言うまでもありません。

Copyright (c) 2007 ichimonji All Rights Reserved.