筋引き

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筋引き

筋引の用途

肉のブロックを解体する際、筋を切り分ける際に使う包丁です。細かいカーブや奥行のある動きで細かい動きが必要なため、細長く小回りのききやすい作りになっています。大衆的なお店であれば、片刃に研いで刺身を引く方もいます。


筋引の選び方

肉屋など大きなブロックの解体では30cmを使われる方が多いです。鉄板焼きや焼き肉屋さんなどでは27cmが人気です。一日の作業が少ない方、ブロックがある程度小さい状態で調理をされる方は24cmで十分です。
牛を捌かれる方は、軽さとコストパフォーマンスを重視し、口金なしの筋引や牛刀を使う方が多いです。口金がついていると食材の汁が柄に入らないため衛生的で、バランスが向上するのですが、まな板に乗っている小さなものを切ることが前提です。


研ぎやすさを重視したい方

8A-Nがおすすめです。プロ用包丁では最も汎用されているAUS8素材ですが、堺一文字光秀は刃先の処理と焼き戻しにひと手間加え、同じ素材でも切れ味が良い作りになっています。

永切れを重視したい方

Gラインがおすすめです。ステンレス包丁が切れにくい、という印象をひっくり返した30年来のロングセラーです。

研ぎ易さ、永切れともに妥協したくない方

FV10がおすすめです。研ぎ易く、切れ味が長く続くステンレス素材として非常に注目されているVG10ですが、普及しているのは加工しやすいクラッド材です。堺一文字光秀では切れ味をより向上させるために、刃をすべてVG10で削り出し、焼き入れを行っています。かつ焼き戻しも特注の加工で行っており、徹底的に永切れにこだわった作りの、堺一文字光秀の筋引売り上げNo.1の包丁です。
 
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