2021.09.01

包丁の名入れ【銘切り】について

包丁の名入れ【銘切り】について
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お買い上げいただいた包丁に名前を入れさせていただきます。

当店のサービスでとても好評いただいているのが名入れ無料サービスです。

お買い上げいただいた包丁をすぐその場で名入れしますので、5分ほどまっていただけましたら自分だけのオリジナルの包丁が手に入ります。
プレゼントで購入される方も喜んでくれるサービスです。

一本一本手作業で名前を入れていきます。

名入れは鏨(たがね)という鋭角刃のついた金属の棒と金槌でとんとんたたきながら名前を刻んでいきます。

彫るというより切り刻んでいくので包丁の世界では銘切りと呼んでいます。

独特の風合いのある文字になります。

角の立ったたがねを金槌で強弱をつけて切っていくので、非常にシャープな字体になります。

ボールペンや筆で書くのとはまた違った風合いの字体になり、特に漢字で名前を入れるとかっこいい字になります。

電動リューターなら洋包丁の刃にも名入れ出来ます。

最近は外国人のが包丁購入されることが増えている影響か、ローマ字や英語などで名入れ希望する方が増えてきました。

実はたがねでローマ字など曲線が多い文字は入れるのは難しいのです。
たがねは叩くと真っすぐしか進まないので曲げるときは持っている左手で無理やり曲げるように入れていくので、ギザギザして文字になってあんまり見栄えが良くないです。


また洋包丁などは刃全体に焼きが入っている全鋼の包丁が多く、たがねで名入れは出来ないのですが電動リューターでしたらお入れすることが出来るようになりました。

電動リューターなら筆記体でも入れることが可能です

電動リューターはたがねとは逆にアールの多い文字のほうが入れやすいので筆記体とかも綺麗に入れれます。

たしかしたがねと違って深く入らないので薄い字になってしまうのが難点です。