レジノイド製法とは

アルミナ系の研磨剤とレジノイド樹脂の結合剤を混ぜ成型し、低温(200℃程度)で固めて作られます。
比較的簡単に製造が出来るため、中砥石から仕上げ砥石まで幅広く作られており特に中仕上げ以降の砥石には最適な製法です。

特徴としましては、ビドリファイド系と比べて研磨力は落ちますがその分滑らかな感触の研ぎ味できめ細やかな仕上がりが望める砥石です。
低温で焼き固めているため水や高温に弱く、その状態のまま放置しておきますと砥石が傷む場合がございます。

研ぎ職人からのアドバイス

砥石としては標準からやや硬めの砥石で、研ぎ進めていったときの砥石減りが少ないです。
研いだ感触は研磨力は他の中砥石と比べると劣りますが、非常に滑らかな感触で研いだ仕上がりが綺麗に仕上がる砥石です。
仕上げ砥石を当てないで中砥石までで研がれる方にはこちらも中砥石がお勧めです。
中砥石の中では地金と鋼の地境がはっきりとでるので和包丁のほうが合っていると思います。

こちらに合わせてお使いいただきたい砥石
ツバ印 PA荒砥石　#220 →　 煌シリーズ 中砥石 #1000　→ 　煌シリーズ 仕上げ砥石 #4000　→　 煌シリーズ　仕上げ砥石 #8000

こちらをお勧めします。