堺一文字光秀 Gライン 柳刃包丁
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柳刃包丁(刺身包丁)
主に刺身を切るための包丁です。 もともとは関西で刺身包丁として使われていた包丁で、菖蒲の刃に形が似ていることから正夫(しょうぶ)と呼ばれることもあります。 刃渡りが長く、細身で、刃が薄く鋭いため切れ口がきれいに切れます。 刺身を切る以外にも皮を引いたりすることにも使用されます。 プロの方は300mm前後の長い柳刃包丁を使われ、 家庭用は210mm前後の柳刃包丁が人気です。同じ用途の包丁として柳切付(切っ先で細かい処理ができる)、先丸蛸引(薄造りがしやすい)、蛸引(関東で用いられた刺身包丁)、フグ引(より薄い柳刃)があります。
SWORD G-LINEシリーズ
Gラインシリーズは古くから料理人に愛されてきた堺一文字光秀が誇るロングセラーシリーズです。
洋包丁のみならず和包丁、中華包丁まで揃えた豊富なライナップで、幅広い料理人から評価されてきた理由はその高硬度による切れ味の良さと刃持ちの良さになります。
使用されているステンレス鋼の「v金1号」は不純物の少ない原料を使用して、優れた製鋼技術で製造されたステンレス鋼で 炭素1.0%・クロム14%の配合にすることにより1)硬い 2)ねばり強い 3)摩耗しない 4)サビないを実現し刃物の4大条件を具備しています。
高硬度による刃持ちの良さが特徴のステンレス。製法次第だがVG10に比較すると錆びと砥やすさに少し劣る。
■使用鋼材について■ 使用しているV金1号は当社が昔から使用してきた実績あるステンレス鋼で、 一番の特徴は高硬度による刃持ちの良さです。 また不純物の少ない原料を使用して、優れた製鋼技術で製造された鋼材ですので ステンレス鋼の中でも優れた切れ味が出る包丁です。 硬度が高いため少し研ぎにくくなりますが、 その分長切れする包丁ですので長時間の調理をされている方におすすめの包丁です。
全鋼製法
1枚の刃金のみで焼入れ、刃付けする製法を全鋼と呼びます。 硬い金属を使った全鋼は同じ材質を使ったクラッドやダマスカス製法より切れ味が良くなりますが、 その硬さ故衝撃に弱くなるため、焼入れと歪み取り、刃付けに高い技術を要します。 金属の一枚板なので一目だけでは安価な包丁と高い技術と切れ味を備えた包丁の見分けがつきにくく、 玄人好みの包丁といえます。
サイズ表
品番 | 実寸刃渡り (mm) |
全長 (mm) |
総重量 (g) |
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1sg-210 | 210 | 320 | 145 |
1sg-240 | 240 | 365 | 175 |
1sg-270 | 270 | 395 | 190 |
1sg-300 | 300 | 430 | 205 |
商品仕様
刃の形状 | 片刃 | 和食用の包丁で、食材の圧力を逃しながら削ぎ切る形状の裏スキがある。 |
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材質 | ステンレス鋼 | 錆びにくい。クロームを11%程度以上添加した鋼材。炭素鋼に比較し錆びのケアが不要、少し研ぎにくい |
素材名 | V金1号 | 高硬度による刃持ちの良さが特徴のステンレス。製法次第だがVG10に比較すると錆びと砥やすさに少し劣る。 |
ハンドル | 圧縮合板柄 ツバ付き | 丈夫な圧縮合板柄にバランス向上のための口金をつけ、水分も浸透しにくく衛生的。 |
製法 | 全鋼 | 1枚の刃金のみで焼入れ、刃付けする製法で、切れ味が良いが、製造時歪み抜きに高い技術を要する。 |