ステンレス系洋包丁として考えられる限り最高のバランス
ただ硬いだけの刃は研ぎにくく、刃こぼれもしやすくなります。逆に粘りだけで硬度がない刃だと永切れしません。
その点このFV10シリーズはそのどちらもレベルが高く、研ぎながらでも硬さと粘りを感じられます。
もともと素材の面でも粘りがある成分が配合されていますが、それだけでなく熱処理にこだわっています。
焼き戻しの工程で硬度を落とさず歪みを取り、刃肉を抜き、切れ味を持続させる成形を経て完成させることは考える以上の苦労があります。
刃付けも非常に精度が高く切っ先から刃元までの小刃が均一に揃っていますので、研ぎムラが出にくいです。
これほどの刃ですので是非ピンピンに薄く、切れ味重視に研がれることをおすすめします。
こちらでより詳細にレビューしています。
商品概要
■ 鋼材 ■今料理人の中でも最も評判がいいステンレス鋼として人気なのでこのV金10号を使用した包丁です。
厳選された純度の高い原料を元に、最新の製鋼技術によって造られたV金10号は硬度が有りながらも、刃に粘り強さが有り切れ味と長切れを両立した非常に優れた鋼材です。
また被削性は良好ですので研ぎ直しも容易に出来ます。
ステンレス鋼として求められる条件を一番兼ね備えた鋼材として当店でも一番お勧めしているステンレス鋼です。
■ 用途 ■
三徳包丁は、肉、野菜、魚など幅広い用途に使える万能包丁で家庭用として使用されています。
もともとは西洋包丁の牛刀を万能として使われてきましたが、日本の菜切り包丁と牛刀の特徴を生かして作られた包丁がこの三徳包丁になります。
近年は海外でも「Santoku」で日本の包丁として使用される方が増えてきました。
玉研ぎとは刀身の両面にデコボコのくぼみ(ディンプル加工)ををつけくぼみの間に空気が入り食材の切り離れが良くなり食材の抵抗感が少なくなりスムーズな作業が出来ます。