
どの包丁と比べても負けないくらいの自信作です。
鋼の良さもさることながら、鍛造技術が極まればここまでのクオリティーになるのかと驚かされる逸品です。
白一鋼なので硬度はもちろん高いのですが、この砥石ノリの良さは低温からの鍛造量の多さが影響しているのだと思います。
研いだ時の研ぎ味は粘りがしっかりと感じますし、研ぎ上げた後指で刃先のかかりを確認しますが怖くなるくらい引っ掛かります。
合わせの霞包丁では最高レベルの包丁と言ってもいいくらいの自信作です。
刃付けはかなり薄く研がれています。
そのせいか最初少しエクボが出るかもしれませんがすぐに消えるくらいです。
切れ刃が綺麗に整っているので砥石は当てやすい刃付けがされています。
こちらのページにより詳しくレビューしています。
商品概要
■ 鋼材 ■白一鋼は、定番の刃物鋼も白二鋼の炭素量を増やしより硬度を上げた鋼材です。
不純物の少ない白鋼は切れ味に優れ、研ぎ直しもしやすい鋼材ですが、白一鋼はその特性を生かしつつ高硬度により刃持ちの良さも向上した包丁として理想的な鋼材です。
最高の切れ味を求めている方に一番おすすめする包丁です。
白一鋼は安来鋼の中でも扱いが特に難しく、制作するのに高度な技術が要求されますが、熟練した職人が鍛造焼入れから刃付けまで手間をかけて造っています。
炭素鋼なので非常に鋭い刃が付きますので切れ味は良いですが、水分や塩分がついたままですとサビます。
■ 用途 ■
柳刃包丁は主に刺身を切るための包丁です。
もともとは関西で刺身包丁として使われていた包丁で、菖蒲の刃に形が似ていることから正夫(しょうぶ)と呼ばれることも有る和包丁を代表する包丁です。
刺身は引き切りで一気に切るため、刃渡りが長く、細身で、刃が薄く鋭いので切れ口がきれいに切れます。
刺身を切る以外にも皮を引いたりすることにも使用されます。
プロの方は300mm前後の長い柳刃包丁を使われます。
家庭用は210mm前後の柳刃包丁が人気です。