研ぎ職人べーやんの目線から白一鋼紋鍛錬シリーズの魅力をご紹介します。
堺一文字光秀 白一鋼 紋鍛錬 片刃和牛刀
商品の寸法・重量
品番 | 実寸刃渡り(mm) | 全長(mm) | 総重量(g) |
---|---|---|---|
1csk-210 | 210 | 365 | 190 |
1csk-240 | 240 | 400 | 230 |
1csk-270 | 270 | 440 | 270 |
商品仕様
刃 | 鋼材 | 柄 |
---|---|---|
![]() 片刃 |
白一鋼 |
![]() 赤一位八角柄 |
注意事項
- 使い終わった後は汚れを洗い落とし、水分を乾いた布で完全にふきとってください 。冷凍物にはお使いいただけません。
- 手作りですので 一本一本違います。 重量 長さは目安にしてください。:水牛は天然の素材のため 色が異なります。写真と同じではありません
- 在庫には細心の注意を払っておりますが、万が一在庫切れの場合にはメールにてその旨をご連絡させて頂きます。
商品概要
「牛」とつきますが牛を切るためだけでなく、肉、野菜、魚と幅広く使えるプロ向けの万能包丁です。肉食が日本で馴染んでいなかった頃、「西洋料理=牛を食べる」というイメージが定着していたため「牛を食べる文化圏での包丁=牛刀」と呼ばれるようになった説が有力です。両刃で使いやすいため、和食を除く飲食店の方にとっては最も使用頻度の高い包丁です。ただ最近は和食の料理店でも食材が幅広くなり、和のハンドルを使用した牛刀、和牛刀が使用されるようになりました。また、ご家庭で三徳包丁のかわりに18-21cmの牛刀を使われる方もいます。■使用鋼材について■
使用している白一鋼は、定番の刃物鋼も白二鋼の炭素量を増やしより硬度を上げた鋼材です。
不純物の少ない白鋼は切れ味に優れ、研ぎ直しもしやすい鋼材ですが、
白一鋼はその特性を生かしつつ高硬度により刃持ちの良さも向上した包丁として理想的な鋼材です。
最高の切れ味を求めている方に一番おすすめする包丁です。
白一鋼は安来鋼の中でも扱いが特に難しく、制作するのに高度な技術が要求されますが、
熟練した職人が鍛造焼入れから刃付けまで手間をかけて造っています。
炭素鋼なので非常に鋭い刃が付きますので切れ味は良いですが、水分や塩分がついたままですとサビます。
■鍛造製法■
層になっている鋼材を圧延処理するだけでなく、
職人がハンマーで鋼をたたき鍛え上げた製法を鍛接鍛造と言います。
鍛造、焼き入れ、刃付けを熟練の職人が手作業で行うことにより
切れ味の良さと刃持ちの良さが格段と良くなりました。
■赤一位八角柄■
聖徳太子が携帯していたとされる櫟の木を柄に使用しております。
「一位」と称されるまでの美しい木目と豊富な油分が特徴で、
使う年月により色が濃くなり、長い年月板場で使用しても丈夫に使える銘木です。