2021.05.12

本数限定 堺一文字光秀×子の日コラボレーション包丁のご案内

本数限定 堺一文字光秀×子の日コラボレーション包丁のご案内

本数限定 子の日とのコラボレーション包丁

子の日はnenoxシリーズの独特なハンドル形状が有名な、神奈川県の包丁メーカーです。


既成概念やコストにとらわれることなくその品質にフォーカスし、鋼材や刃付けだけでなく、研磨やハンドル作り、仕上げにおいても一切の妥協を廃した作りが高級料理店のシェフに人気です。

関西食文化の中心地、難波道具屋筋の包丁専門店として長く料理人を支えてきた包丁店、堺一文字光秀と異色の包丁ブランド同士のコラボレーションで産まれたモデル「コアレスモデルの切り付け三徳包丁」は子の日ブランド製品においても今回初で、今後の発売も未定の限定販売品です。

コアレスとは

コアレス鋼は、VG2鋼とVG10鋼を層にすることで長切れを実現した鋼材です。
違う種類の刃物鋼同士で層を作っているため、摩耗時に微妙な硬度の違いが微細なノコ刃となって新たな刃になります。
硬度の非常に高い鋼材だけで刃と模様を作るため、切れ味を出すための薄さに仕上げること、またひずみを取ることが非常に難しい包丁です。
極めて硬度の高い全鋼刃を、手工程で歪みを取って一本一本仕上げて来た職人だからこそなし得た切れ味と完成度は
同じ鋼材を使っている他のメーカーさんと是非比べて頂きたいところです。

※層が模様になっておりますが、ご使用中砥石や磨きによって消えます。
模様を維持したい場合は刃先だけ研ぐようにお使いください。

ソルトバスによる焼入れ

・対流しているため熱が製品全体に均一に伝達される。
・歪みが少ない。温度が均一に入るので部分的に加熱しすぎる事が無い。
・冷却ムラが起きにくい。
・表面が塩素によって酸化(薄く錆びる)するため、脱炭しにくい。

安定性というよりは、どちらかと言うと攻めた焼入れで、切れる反面欠けやすい少しシビアな包丁になるます。

 

クライオ処理

液体窒素を推さず、「-196℃の超々サブゼロ」という表現が伝わりやすい様です。
こちらもデメリットもかなりありますが、「鋼材性能、焼入れ方法、サブゼロ」が全て上手くマッチすると大きな効果をもたらします。
上手く行けばマルテンサイト化する率を上げますので結果硬度アップに繋がります。

ハンドルについて

平和と知恵の象徴であるオリーブの木を使っています。全世界にとって難しい情勢の中で、ご家庭の中での安らぎを、料理を通して感じて頂きたいと思っています。